大阪で開業する女性税理士です。

会社設立時の口座開設で検討したいこと

2016/08/01
 
この記事を書いている人 - WRITER -
税理士 辰田美香
上場企業等で経理の仕事を経験し、その後、税理士業界へ転職。実務経験を約10年積んだ後、独立開業。

会社を設立したら、会社名義の銀行口座を作ります。

銀行を選ぶときに、

・今まで個人で口座を持っていた銀行
・事務所の近くに支店のある銀行

に口座を作る人も多いでしょう。

それもいいのですが、もう少し良く考えてみましょう。

 

手数料が安くて便利なのは?

会社設立当初は振込や入金確認などの事務処理もすべて自分でしなければいけない人も多いでしょう。
それであれば、なるべく便利な方がいいですよね。

しかも、余計な経費はなるべく抑えたい。

そこで、検討したいのが、ネットバンキングの口座維持手数料が無料の銀行です。

2015年7月現在、法人のネットバンキングの口座維持手数料が無料である銀行は、

・ジャパンネット銀行
・住信SBIネット銀行
・楽天銀行
・ゆうちょ銀行

です。

ネットバンキングであれば、振込や入金確認のための通帳記入にわざわざ銀行へ行く必要はありません。

しかも、ATMで振込をするよりも振込手数料が安いです(住信SBIネット銀行と楽天銀行の振込手数料は51円~258円)。

また、ネットバンキングにしていると、MFクラウドやfreeeなどのソフトとデータを連動させて会計入力を楽にすることができます。

ただし、MFクラウドやfreeeを使う場合は、MFクラウドやfreee側でその金融機関に対応しているかどうかを確認してください。特に、電子証明書ログインでは対応されてない場合もあります。

 

借入をするつもりがあるなら

最初は自己資金のみで事業を始めても、将来的には借入をすることもあるかもしれません。
その場合は近くの信用金庫や信用組合がお勧めです。

借入の場合、都市銀行のメイン顧客は大企業ですし、地方銀行でも一定規模以上の中小企業が相手となります。
業歴が浅く小規模な企業は信用金庫や信用組合の方が親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

ただ、あまり資金のいらない事業の場合は信用金庫や信用組合で口座を作る必要はないですし、将来的に借入の可能性はあっても現状は予定していないという場合はその時になってから考えても良いでしょう。

 

まとめ

銀行口座は一度作ってしまうと、変更するのが億劫になりがちです。
自動引落の変更や顧客への口座変更依頼など、考えただけでも面倒ですね。

よく考えたうえで銀行を選びましょう。

 

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税理士 辰田美香
上場企業等で経理の仕事を経験し、その後、税理士業界へ転職。実務経験を約10年積んだ後、独立開業。

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