大阪で開業する女性税理士です。

会計は自分で処理した方がいいのか?会計ソフトは何を使えばいいのか?

2019/07/23
 
この記事を書いている人 - WRITER -
税理士 辰田美香
上場企業等で経理の仕事を経験し、その後、税理士業界へ転職。実務経験を約10年積んだ後、独立開業。

 

独立して事業を始めると、自分で又は従業員を雇って、売上、仕入、経費を帳簿に付けて行かなければいけません。
「誰がやるのか?」「会計ソフトは何を選べばよいのか?」について、参考にしてくださいね。

 

会計は自分で処理した方がいいのか?

会計の処理は、会計ソフトを使って自社で入力するケースと会計の入力作業を税理士等へ外注するケースがあります。
(手書きする人もいますが、取引が単純でその量が少ないうちはいいですが、基本的に大変です)

入力作業を外注するメリットは、
・時間に余裕ができる。
・パートさんの給料を節約できる。
などがあります。

慣れない会計業務を自分で処理するとなると、時間がかかる上、よく分からずストレスになるかもしれません。
会計ソフトは便利になり、知識がなくても処理できるように宣伝されていますが、やはり多少の知識は必要です。

また、パートさんを雇うと給料を支払うことになり、少なくとも1か月あたり5万円前後は経費が掛かってきます。
会計業務の他に頼みたい仕事があれば雇用してもいいでしょうが、会計業務のためだけに人を雇うのは少しもったいない気がします。

パートさんを雇うほどでもない、けど、自分で処理している時間がない、という方は、会計の入力作業は外注することをお勧めします。

今は時間の節約より経費の節約という場合は、会計ソフトを使用して自分で入力してみましょう。

 

会計ソフトは何を使えばいいのか?

どんな会計ソフトがいいのか?ですが、まず、会計ソフトにはインストール型とクラウド型があります。
インストール型で有名なのは弥生会計、勘定奉行、会計王、ミロクなど。
クラウド型ではfreee、MFクラウド会計(個人事業主はMFクラウド確定申告と言います。出力できる書類が違います。)があります。
ここ2-3年で、クラウド型が急速に普及しており、弥生などもクラウド型をリリースしたようですが、今のところは他社よりもfreeeやMFクラウド会計が機能的に勝っています。

インストール型は一度買うと、OSとの互換性がある限り、帳簿付けには使えます。
ただ、個人事業主の場合は、新しいバージョンを購入するか、有償サポートに加入しないと、毎年分の確定申告書の出力はできません。
ソフトを買った年のみ確定申告書が作成できます。
また、国税庁のHPで確定申告書が作成できます。そのため、帳簿付けだけをインストール型ソフトで行い、確定申告書は国税庁のHPで行うと言った方法でもよいでしょう。
また、消費税の改正があった場合も同じように、新しいバージョンの会計ソフトを使用しないと、新しい様式で申告書を出力できません。
この場合も個人事業主であれば、国税庁のHPを利用することが可能です。ただ、消費税は自分で申告書を作成するのは少し難しいかもしれません。

インストール型は、値段と操作性を考えると、弥生会計か会計王(個人事業主は「やよいの青色申告」か「みんなの青色申告」)がお勧めです。

クラウド型ですが、こちらは毎月又は毎年使用料を支払うことになります。
freeeは個人事業主980円/月、法人1,980円/月、MFクラウド会計は個人事業主800円/月、法人1,800円/月です。
現在はfreeeもMFクラウドもプランによって金額が異なります。詳細は各ページをご覧ください→freee料金MFクラウド会計MFクラウド確定申告

クラウド型の場合、契約している限りは常に最新の状態でソフトを使用できます。

また、freeeもMFクラウド会計もネットバンキングのデータやクレジットカードの利用明細等を自動で取り込む機能が充実しており、最初の設定さえきちんとできれば、入力作業がとても楽になります。
そのため、インターネット上からデータを取り込める場合は、とてもおすすめです。
請求書も作成できて、その入金チェックもできます(MFクラウド会計の請求書作成は無料プランと有料プランがあります)。

freeeとMFクラウド会計を比べると、他の会計ソフトを使用したことある方はMFクラウド会計のほうがいいかもしれません。弥生会計などと画面が似てますので。
ただ、機能面の違いもあるため、両社の違いは無料で試してみてからどちらかに決めるといいと思います。

 

まとめ

簡単にメリット・デメリットをまとめました。

インストール型のメリット→ 経済的である。
クラウド型のメリット→ ネット上からデータを自動的に取り込むことができるので、入力が楽である。常に最新バージョンが使える。

インストール型のデメリット→ 法律改正があったことによりバージョンアップする場合は、自分で気を付けておく必要がある。
クラウド型のデメリット →使用するためにはお金を払い続ける必要がある。ネット接続して使うため使用環境によっては反応が遅くなる。

※料金等の情報は2015年8月現在です。

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税理士 辰田美香
上場企業等で経理の仕事を経験し、その後、税理士業界へ転職。実務経験を約10年積んだ後、独立開業。

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