大阪で開業する女性税理士です。

節税に必要なことは会計帳簿を付けることだった!帳簿を付ける理由とは?

2016/11/25
 
この記事を書いている人 - WRITER -
税理士 辰田美香
上場企業等で経理の仕事を経験し、その後、税理士業界へ転職。実務経験を約10年積んだ後、独立開業。

会計帳簿をきちんと付けていない、一年分まとめて税理士に頼んでいる、なんでもかんでも経費に入れている等々。。。

経営者によって状況が様々です。

しかし、まずは利益をタイムリーに把握しなければ、節税もできないのです。

 

そもそも会計帳簿とは?

会計帳簿には、主要簿と補助簿があります。
主要簿とは総勘定元帳、仕訳日記帳です。
補助簿とは現金出納帳、預金帳、手形記入帳、売上帳、仕入帳、得意先元帳、仕入先元帳などがあります。

複式簿記を前提とすると、主要簿は必須ですが、補助簿は全部を作成する必要はなく、必要に応じて作成します。

会計ソフトを使用する場合、一つの取引に対し、会計ソフトへ詳細を入力すると、総勘定元帳も仕訳日記帳も自動的にできます。
その他の補助簿も帳簿によっては自動的にできる場合もあります。
今はクラウド会計が急速に普及してきており、freeeやMFクラウド会計などを使用すると、ネット上にあるデータを自動取得し、それほど手間を掛けずに会計帳簿を作成することができるようになってます(最初の設定や決算取引など多少知識も必要ですが)。

これらの帳簿を基に、貸借対照表(会社の財産の一覧表のようなもの)や損益計算書(売上や経費、利益が記載されているもの)が作成されます。
つまり、会計帳簿を作成することで、どんな財産(資産も負債も)があるか、売上がいくらあって、それだけの売上を上げるためにどんな経費をいくら使ったか、などを確認することができるのです。

数字を定期的にチェックする意味

「会計帳簿をきちんと付けていない」、「一年分まとめて税理士に頼んでいる」、「なんでもかんでも経費に入れている」場合、経営者はタイムリーに正しい数字を確認することができません。

会計をきちんと処理すれば、すべてがうまく行くわけではありません。
しかし、経営がうまく行っている会社の社長さんは数字に興味を持っている方が多いと感じます。
もちろん、数字に興味があっても景気の影響等でうまく行かなくなることはあります。
反対にアイデアが優れていたり、特殊技能があることで、数字に無頓着でもうまく行くケースもあります。

だけど、やはり定期的に数字をチェックすることで、軌道修正ができるため、やらないよりは必ずプラスがあるでしょう。

良く見受けられるのは、負債を正しく把握できていない、利益があるのになぜお金が足りないのか理由が分からない、などです。
結局、資金繰りにも影響し、自分の給料が適正なのかという点にもつながってきます。

一から十まで教科書通りにやれと言うわけではありませんが、ポイントを押さえて数字を把握することが大切です。

まとめ

今どれだけ儲かっているか?が分からないと、節税対策もできません。

それだけではなく、上記にあげたように資金繰り等にも影響します。

定期的に利益をチェックする体制を整えましょう。

 

 

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税理士 辰田美香
上場企業等で経理の仕事を経験し、その後、税理士業界へ転職。実務経験を約10年積んだ後、独立開業。

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