現金で支払った経費の入力はスマホ?アップロード?

MFクラウド会計(MFクラウド確定申告を含む、以下同じ)やfreeeを導入したら、ネットバンキングなどのクラウド上からデータを取得して経理が楽になります。
しかし、取引先と食事に行って現金で支払った経費などはクラウド上にありません。
じゃあ、クラウド上にない現金取引のデータはどうするのか?
MFクラウド会計とfreeeでは多少事情が違います(まぁ、似てますが)。
どちらの方が皆さんに合っているのでしょうか?
スマホで入力する方法
freeeはiphone版もアンドロイド版もあり、スマホで会計の入力が可能です。
MFクラウド会計の場合は、家計簿ソフト「マネーフォワード」というアプリで、MFクラウド会計と同じメールアドレス&パスワードを使ってログインすると、MFクラウド会計のデータを持ってきてくれます。
そこで、現金払いの経費を入力できます。
スマホで撮影して経費の入力もできますが、コンビニとかガソリンの領収書は割と読み取ってくれますが、そのほかはなかなか読み取ってくれませんでした。
※MFクラウドは2016年1月にMFクラウド経費をリリースしています。これについても今後使ってみます。
一定期間ごとにアップロードする方法
MFクラウド会計もfreeeもエクセルファイルやcsvファイルでデータをアップすることで取引を登録することができます。
既に現金帳をエクセルで記帳しているなら、少し形式を合わせるだけでOKということになります。
MFクラウド会計は「入力・仕訳」→「ファイルの入出力」という画面に現金出納帳やその他の帳簿などのエクセルのファイルを用意してくれていて、これをダウンロードして入力しアップロードをすると、スムーズに処理が終了します。
●現金出納帳・・・下記は勘定科目記載なしバージョンです。これ以外に勘定科目付きバージョンもダウンロードできます。
●その他帳簿・・・これも勘定科目付きバージョンがあります。
freeeも現金取引のテンプレートがcsvで用意されています。
しかし、こちらは取引日、取引内容、出金、入金と先頭列に書かれているだけのものです。
残高欄はないため、現金帳で残高欄を設けている場合は、削除してfreee用csvを作ってアップロードします。
まとめ
エクセルの現金出納帳で小口現金の入出金を付けている、という方はMFクラウド会計のほうがよいでしょう。
freeeは残高欄を削除してcsvに変換するという手間が掛かりますので。
日々現金出納帳を付けてない方はどちらでもいいです。
ソフトに合わせてcsvを作ればいいだけのことですから。
また、フリーランスの方などで現金払いの領収書が少ない場合は、わざわざcsvファイルを作成しなくても構いません。
MFクラウド会計もfreeeでもブラウザ上でログインして直接取引を入力すればいいです。