税理士の選び方

      2016/08/21

一般的に税理士の知り合いがいる人って少ないですよね。

実際、私が友達や知人に「仕事は何をしているの?」と聞かれ、「税理士ですよ」と答えると、「??」という反応をされることがよくあります。税務署と混同されてる方もたまにいらっしゃいます。

経営者の方は税理士という職業がどんなものかご存知だと思いますが、その選び方についてはよく分からないのではないでしょうか。

税理士の選び方について、ポイントをまとめました。

 

何を求めているのか?

まず、経営者自身が税理士に何をしてほしいのか?を明確にすることです。

税理士の核となる仕事は、税務申告書作成・税務相談・会計処理のチェック・記帳代行です。

つまり、税金や会計に関わること全般となります。

しかし、実際には会社運営に関わること全般に対してアドバイスを期待されていることがあります。

もちろん、私も業務合理化・資金繰り・融資などその他会社の数字に関わることについて、お話させていただくことがあります。

けど、売上アップについては、今まで関わったお客様の事例をお話しすることぐらいはできますが、その道の専門家ではないため、積極的に相談に乗ることはできません。

ご自身が税理士に相談したいことを明確にしましょう。

そして、その上で実際に税理士と面談したほうが良いです。

 

ズバリ、相性がいいか?

なんといっても、性格的に合うかどうかが一番重要だと思います。

その意味では、年齢や性別も選ぶ際のポイントになります。

60代や70代の経営者が20代の税理士だと社会経験が少なく、頼りなく感じるのではないでしょうか。

最近は女性で起業する人も多く、同じ女性であれば、家庭の両立や子育てなど、女性特有の悩みを共有できることがあります。

また、税理士はプライベートな話もお伺いすることも多くあるため、性格が合わないとうまくいきません。

私もいろいろなお話を正直にお聞かせいただける関係になって初めていい仕事ができると考えています。

 

近くの事務所がいい?

経営者は、ご自身の事業所から近い税理士事務所を好まれることが多いですね。

ネット社会の今、メールだけではなく、スカイプやチャットワークスなど離れていても連絡を取ったり、コミュニケーションを取る手段は多様化しています。

そのため、遠方でも問題ないケースもあります。

経営者がネット関係のツールを使えて、実際に会わなくてもいいと思えば、遠方でもよいでしょう。

しかし、やっぱり会って話したいという方は多く、私もどちらかと言うと会ってお話ししたいです。

まず近くの税理士事務所を探して、いいと思うところがなければ、少し離れた税理士事務所を探してみるのも一つかもしれません。

 

大きい税理士事務所と小さい税理士事務所どっちがいい?

大きい事務所は従業員もたくさんいて、税理士も数人在籍していることもあるため、誰かが病気になっても誰かがカバーでき、その点では安心感があります。

しかし、所長税理士を見てその事務所に決めたのに、所長税理士や有資格者は普段全く訪問してくれず、担当者に当たり外れがあるケースもあります。実際に担当者が頼りなく、不満に思い、税理士事務所を変える経営者もおられます。

小さい事務所は税理士が一人であるため、その人間が病気になった際に困る可能性がある一方、税理士本人が訪問してくれるため、当たり外れがないというメリットがあります。

私も一人で仕事をしていますが、受けた仕事はなるべく早く仕上げる努力をしていますし、病気になった際などお客様に迷惑をかけないように同業者と交流をしています。

また、税理士報酬は大きい事務所のほうが高い傾向にあります。

 

経験年数は何年あるか?

税理士は実務経験が2年以上で登録が可能です。この実務経験とは、税理士補助だけではなく、一般企業の経理の経験でも良いとされています。租税または会計の事務経験のどちらかでよいのです。

そのため、十分に経験のない方もいます。

中小企業相手の実務が出来るようになるには、税理士補助業務を5年以上は経験しないと難しいと感じます。

また、税理士事務所は一般の会社とは多少常識が違ったりするため、税理士事務所以外にも勤務経験のある人のほうがいいでしょう。

 

まとめ

最初に書いた通り、「1.何をしてほしいのか?」「2.相性はどうか?」の2点が最も大事です。

そこを中心にその他の点についても考慮し見てはいかがでしょうか。

税理士は変更できないというわけではありませんが、コロコロ変えるのもそれなりに面倒だったりします。

そのため、しっかり検討したいですね。

 

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