女性税理士が好まれる理由とは?

平成26年度の日税連調査では、税理士の数は77,007名のうち、男性85.1%、女性12.8%、無回答2.1%だそうです。
日税連の調査もすべての税理士が回答してるわけではないので、正確な数はよくわかりませんが、私が所属している岸和田支部でも127名中17名ぐらいが女性で、その割合は約13%なので、どこでも1割強といったとこでしょうか。
税理士を選ぶにあたって、女性が好まれるケースを考えてみました。
女性税理士の特徴
税理士には限りませんが、女性の特徴として、
1.まじめ
2.努力家(コツコツ型が多い)
3.聞き上手
4.気配りができる
5.細かい仕事に向いている
などが挙げられます。もちろん、個人差ありです。
女性税理士は細やかな対応ができる、と書かれているホームページをよく見ますが、それは当たっていると感じます。
女性は頼りないとお考えの方もいらっしゃいますが、男性でも頼りない人は頼りないですし、税理士の場合は一定の試験をパスしていますので、知識に男女差はありません。
女性税理士が好まれる理由
女性税理士が好まれる理由としては、
1.女性で起業する人が増えている。
2.会社の経理を担当しているのは女性(奥様の場合も)であることが多い。
上記の2つです。
私の顧客で女性の経営者さんがいますが、その方曰く、男性は話を十分に聞いてくれない、とのことです。
女性だけではないのですが、経営者の方にお会いして思うのが、「話を聞いてほしい」「相談に乗ってほしい」という方がとても多いです。
特に女性の経営者や女性の経理担当者は、話がプライベートに及んだりすることも多いため、女性のほうが話しやすいのでしょう。
実際に女性の経営者さんとお話ししていて、「先生やから正直に言うけど」と言って、プライベートなことを打ち明けていただく場面があります(こうやって話していただけると、とても嬉しいです)。
また、男性の経営者で女性税理士と契約される方は、対応が丁寧であることから女性税理士を希望するか、男性or女性を気にしないという方のようです。
まとめ
男性の経営者の場合、税理士を選ぶ際は実際に経理をしている女性に意見を聞いてみたり、税理士の面談の際に同席してもらうといいかもしれません。
意外に現場の経理担当者は女性税理士のほうが良いと考えてるかもしれませんよ。