すぐ行動するためには睡眠が大事

最近、「すぐやる!「行動力」を高める”科学的な”方法」(著:菅原洋平)という本を読みました。
「すぐやる!」というワードで一瞬よくある精神論かと思ったのですが、脳のしくみや睡眠が行動に深く関係しているという内容で、なるほど~と思える箇所がたくさんありました。
作者は作業療法士さん
この本の作者は作業療法士さんです。
作業療法士さんの仕事は、キャリアガーデンさんのHPで次のように紹介されています。
作業療法士は、病気やケガなどが原因で身体に障害や不自由さを抱える人に対して、医師の指示の下でリハビリテーションを行い、日常生活に必要な能力を高める訓練や指導をする仕事です。
ご本人は、ご自身の仕事をこう書いています。
私は、リハビリテーションの専門職である作業療法士です。人間の脳や体の力を最大限に引き出し、その人がやりたいことを実現できるようにサポートするのが私の仕事です。
睡眠が足りていないと脳の活動が低下する
本には、起床から4時間後が人間の脳の活動が1日のうちでもっとも活発になる時間帯であると書いてます。
起床から4時間後にあくびが出たり、ぼーっとするなら睡眠に問題があるサインだそうです。
私にも思い当たることがあります。
私は6-7時間は寝ないとダメなのですが、昔、毎日の睡眠時間が4-5時間だった時期があります。
結婚当初で共働きのため、朝起きて洗濯して仕事へ行って、8-9時ごろに帰ってきて料理したり等家事をした後、お風呂へ入り、その後本を読んだり勉強したり。。。で、寝る時間が少なくなる。
その頃はいつも頭がもやっとしていた気がします。もちろん、起床から4時間後も気力で動いている感じでした。
良くなかったんですね。10年ぐらい前のことで、今より若かったので、なんとか持ったのかもしれませんが。
自分に合った睡眠時間を取ることが脳を活用する秘訣だそうです。
すぐ行動するためには?
人は、よく自分や他人をタイプに分けて決めつけてしまう傾向があります。
例えば、「やることを後回しにするタイプ」「切羽詰まらないとやらないタイプ」などです。
しかし、この本では「その認識はすぐに捨ててください。」ときっぱり書いています。著者によると、あなたが自分の脳に「すぐにやらない」ための情報を与えているだけだと言うのです。
そういう後回しタイプの人は、ただ単に「すぐやる」モードをオフにしてすぐにやらないように仕向けているだけだそうです。
ちょっとした習慣を変えるだけで「すぐやる」モードがオンになる事例がたくさん記載されています。
この本を読んで決めたこと
要は、睡眠時間を適切にとり、そして、脳にいい習慣や流れを見せてやることが大事だと書いてます。
折角いい本を読んだので、私もいろいろと習慣を変えていきます。
・SNSは決めた時間以外は見ない。そして、見る時間は3分だけ。
・やらなかった、できなかったことを口にしない。
・脳内でネガティブな言葉をつぶやかない。
その他にもいろいろ変えたいことがありますが、一度に変えられないので、すこしずつやっていきます。