複式簿記の説明をなるべく簡単に!

      2018/05/10

今まで「複式簿記って何?」と質問されることが多々ありました。

簿記の勉強をしたことがない人に説明するのは結構難しく、説明してもよく分かってもらえてないかな?と思うことが多かったのです。
何故、分かってもらえないのか?
いきなり簿記の用語を使ったり、曖昧な説明になっていたからと気づき、ちょっと違う感じの説明を使ってみました。

いきなり借方や貸方と言われてもわかりません

今までよくあった会話です。
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customer
質問者

複式簿記ってなんですか?

tatsuda
税理士

取引を借方と貸方に分けて記載する方法ですよ。つまり、同じ取引を2回記載するんです。

customer
質問者

借方と貸方って?何を2回書くの?

tatsuda
税理士

簿記のルールで仕訳というものがあって、それを使うんですよ。ちょっと難しいんですけど。。。

customer
質問者

???
よく分かんないなぁ。。。

_ _ _ _ _

とこんな感じで会話してましたが、これでは全くイメージつきません。

ウィキペディアでは、

複式簿記(ふくしきぼき、英: Double-entry bookkeeping system)とは、簿記において、全ての簿記的取引を、その二面性に着眼して記録していき、貸借平均の原理に基づいて組織的に記録・計算・整理する記帳法のことをいう。

となっています。

これも読んでもピンとこないでしょうね。
 

出どころも書くと思ったら分かりやすい?

例えば、2月1日に10,000円の売上代金を現金で受け取ったとした場合、

・2月1日 売上 10,000円

と記載することは分かると思います。

けど、それだけではなく、その売上代金をどんな形で受け取ったか?も記載するとどうでしょうか?

・2月1日 売上 10,000円(現金)

これを複式簿記のルールに基づいて書くと、こうなります。
       (借方)      (貸方)
・2月1日 現金 10,000円 / 売上 10,000円

これが、普通預金の通帳に入金になると、現金の箇所が「普通預金」、販売し請求書を送っただけで未回収の場合は「売掛金」になります。
仕訳というルールは、結局覚える必要がありますが、借方貸方とか、2回同じ事を書くという説明よりは分かりやすいかと。

まとめ

複式簿記とは、「商品を売った」、「経費を払った」、と書くだけではなく、

・売上をどうやって受け取った? ⇒ 現金で受け取った、通帳へ入金になった、何らかの費用と相殺された、もしくはまだ受け取っていない
・経費をどうやって支払った? ⇒ 現金で支払った、振込をした、何らかの代金と相殺された、もしくは、払わなくてはいけないけどまだ払っていない

上記の「⇒」以降もきっちり記載する方法です。

ただ、そこに簿記のルールがあるということです。

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